【7月19日】今日は何の日?- 子育て中のママに知ってほしい記念日とおすすめの過ごし方

今日は何の日?

こんにちは!「今日は何の日?」シリーズへようこそ。子供との会話を楽しみながら、毎日ちょっとした知識を増やしていきましょう。今日は7月19日。7月19日がどんな特別な日なのかを見ていきましょう。

#### 女性大臣の日

まず一つ目の記念日は「女性大臣の日」です。1960年のこの日、日本で初めて女性が大臣に任命されました。中山マサ氏が第一次池田内閣の厚生大臣として就任し、これは日本の政治における歴史的な出来事となりました。中山マサは、母子家庭への児童扶助手当支給を実現させた人物としても知られています。

世界中には女性の首相が多く存在します。女性がこの役職に就くことは、男女平等や女性の社会進出の象徴として大きな意味を持ちます。以下に、いくつかの著名な女性首相を紹介します。

シリマヴォ・バンダラナイケ(スリランカ)

1960年、シリマヴォ・バンダラナイケはスリランカ(当時はセイロン)の首相に就任し、世界初の女性首相となりました。彼女は夫の暗殺後、政治活動に入り、社会主義的政策を推進しました。彼女のリーダーシップは女性の政治参画の道を切り開きました。

インディラ・ガンディー(インド)

1966年にインドの首相に就任したインディラ・ガンディーは、強力なリーダーシップを発揮し、経済改革や農業政策を推進しました。彼女はインド初の女性首相であり、国内外で多くの影響を与えました。

マーガレット・サッチャー(イギリス)

1979年にイギリスの首相に就任したマーガレット・サッチャーは、「鉄の女」として知られ、イギリス初の女性首相となりました。彼女は市場経済を重視するサッチャリズムを推進し、強力なリーダーシップで国内外に大きな影響を与えました。

アンゲラ・メルケル(ドイツ)

2005年にドイツの連邦首相(首相)に就任したアンゲラ・メルケルは、16年間の長期政権を築きました。彼女は欧州連合の統合や難民問題、経済政策で重要な役割を果たし、「世界で最も影響力のある女性」と称されました。

ジャシンダ・アーダーン(ニュージーランド)

2017年にニュージーランドの首相に就任したジャシンダ・アーダーンは、若くして政権を担い、ニュージーランド初の女性首相となりました。彼女は特にコロナウイルス対策や社会福祉政策で注目されました。

これらの女性首相たちは、各国で異なる背景や課題に直面しながらも、強いリーダーシップと革新性を持って国を導いてきました。彼女たちの成功は、他の女性たちにとって大きな励みとなり、政治や社会における男女平等の推進に貢献しています。

我が国でも近い将来、女性首相が誕生することが予想されています。女性リーダーの重要性について話してみるとよいかもしれません。

「今日は女性大臣の日なんだよ。初めて女性が大臣になったんだって。どんな仕事をしていたか知ってる?」と子供たちに話しかけてみましょう。女性の社会進出とその歴史について学びましょう。

#### 戦後民主主義到来の日

7月19日は「戦後民主主義到来の日」としても記念されています。1949年のこの日、戦後日本の民主主義の到来を謳った青春映画『青い山脈』が封切られました。この映画は、戦後の新しい民主主義と自由の息吹を象徴する作品として広く認識されています。

民主主義は、国民が政治の主権を持ち、自らの代表者を選出し、政治に参加する制度です。ギリシャ語の「デモス」(民衆)と「クラティア」(支配)に由来し、「民衆による支配」を意味します。民主主義は、以下の基本原則に基づいています。

人民主権:国民が政治の最終的な権限を持ちます。政府の権力は国民から委任されます。

自由と平等:すべての国民は平等な権利を持ち、自由に意見を表明し、生活する権利があります。

法の支配:法が全ての人に公平に適用され、政府も法に従います。

選挙と代表制:国民は自由で公正な選挙を通じて代表者を選びます。代表者は国民の意思を反映して政治を行います。

民主主義は、多くの国で採用されている政治体制であり、個人の自由と権利を尊重し、政治の透明性と責任を確保するための仕組みが整っています。

「今日は戦後民主主義到来の日なんだよ。戦後日本の新しい時代を象徴する映画が公開されたんだって。どんな映画か知ってる?」と子供たちに話しかけてみましょう。映画『青い山脈』を観て、戦後日本の歴史や民主主義の発展について考える機会にしましょう。

#### 北壁の日

7月19日は「北壁の日」としても知られています。1967年のこの日、東京女子医科大学の山岳部の今井通子さんと若山美子さんの二人が、アルプス三大北壁の一つであるマッターホルンの北壁からの登頂に成功しました。女性だけでの登頂は世界初であり、日本の登山史における重要な出来事となっています。

マッターホーンは、スイスとイタリアの国境に位置するアルプス山脈の名峰で、高さは4,478メートルです。この特徴的なピラミッド形の山は、登山家や観光客にとって象徴的な存在となっています。マッターホーンは登山の難易度が高く、急峻な斜面と厳しい気象条件が挑戦となります。それにもかかわらず、毎年多くの登山者がこの山に挑みます。また、ツェルマットから見えるその美しい景観は、多くの観光客を魅了しています。マッターホーンは、自然の美しさと登山の冒険心を象徴する山として、世界中の人々に愛されています。

「今日は北壁の日なんだよ。日本人女性がマッターホルンの北壁を登頂したんだって。登山ってどんなことをするか知ってる?」と子供たちに話しかけてみましょう。登山の魅力や冒険心について話し合い、安全に気をつけながら自然を楽しむ方法を考えましょう。

### 7月19日の過ごし方

この特別な日をどう過ごすか、いくつかのアイデアを紹介します。

1. **歴史を学ぶ**:女性大臣の日には、女性の社会進出とその歴史について学びましょう。関連するドキュメンタリーや書籍を読むのも良いですね。

2. **映画を観る**:戦後民主主義到来の日には、『青い山脈』を観て、戦後日本の歴史や民主主義の発展について考える良い機会です。

3. **登山に挑戦**:北壁の日には、登山やハイキングに挑戦してみましょう。安全に気をつけながら、自然の美しさを楽しむことで、冒険心を養いましょう。

### まとめ

7月19日は、女性大臣の日、戦後民主主義到来の日、北壁の日と、さまざまな記念日が重なる特別な日です。これらの記念日にちなんだ活動を通じて、歴史や自然に対する意識を高めましょう。

これからも、「今日は何の日?」シリーズを通じて、一緒に学び、楽しんでいきましょう。今日も素敵な一日をお過ごしください!

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